「たくさんの人に竈のあたたかさを届けたい」
そんな思いから竈の活動はこれまでも様々な地域で行われてきました。
これまでの竈のあゆみを紹介します。
「竈のつくりかた」のこれまで
最初はレンガで作られる竈だったけど、どんなおうちでも簡単に楽しんでほしいと
実験を重ねて、今はダンボールで簡単につくれるように。
竈プロジェクトに培われてきた知恵で竈はどんどん身近なものへ変わっていきます。
「竈」のうまれた地域MAP
「ぜひつくってほしい!」「竈で炊いたお米が食べてみたい」
そんなあたたかい声から竈はたくさんの地域にうまれました。あなたのおうちの近くでも竈に出会う機会があるかもしれません。
北条にある「土田さんち」は私たちが竈プロジェクトとして活動する
きっかけになったおうちで、古い竈が残っています。
庭には土竈とレンガ竈の両方があり、「かまどday」などのイベントで活用しています。
レンガ竈はピザ窯にもなっていて、とてもおいしいピザが焼けます。








屋根がないところにありますが、雨が降っても台風が来ても、壊れることなく残っています。
授業でお米を炊くなど、とても活躍しています。
竈が大学内にあるなんて、とても珍しいのではないでしょうか。



自転車と竈が合体した二輪竈―通称"RICYCLE"でつくばから水戸までの道のり約50kmを
5時間で猛暑の中、走り抜けました。
イベントでは北条米で5種のおにぎりと焼きおにぎりを販売し、
たくさんの方からご好評の声をいただきました。
「竈のごはんってこんなにおいしいんだ!」とたくさんの方に知っていただけ、
大成功したイベントでした。




ちなみにこの竈焚き口が3つあり(うち1つはピザ窯)、重さは1t以上あります。
これまでの活動で一番大きな竈です。
「竈をうちにも作りたい!」と言ってくださる方が多くいて、竈に興味を持って下さり嬉しく感じました。





土竈づくりのワークショップと、実際に制作した土竈でご飯を炊いて食べるワークショップを、
南種子島町中平小学校の校庭で行いました。
近くの海岸の石やサンゴを生かして竈の周りを装飾したり、
岩場で小さな貝を拾って炊き込みご飯を作ったり、
種子島だからこそできるワークショップになりました。






農家さんとともに竈づくりに取り組む中で
昔ながらの大田原の様子などを知り、あたたかい生活がそこにあったことを感じます。
地域を知れば知るほど、地域にあった竈作成ができるなと感じる機会です。



